徒然草について ~ 昔から人の本質はかわっていない ~
みなさん こんにちは。
朱です。
本日は 徒然草 のコラムです。
最近古典にはまっていますが
読めば読むほど
昔から人って変わっていないなぁ
と感じます♪
〈 徒然草って? 〉
” 徒然なるままに日を暮らし ” から始まる
随筆(エッセイ)として国語の授業で
学習した覚えがある人も多いと思います。
漢字と平仮名を織り交ぜた
『和漢混淆文(わかんこんこうぶん)』であり
江戸時代には読みやすさと親しみやすさから
身近な古典として江戸文化に多いな影響をもたらしたと
語り継がれています。
名作古典として
明治時代以降には
受験対策用の必須アイテムとしても
幅広く愛読された徒然草は
なんと900年以上前に書かれた作品なのに
現代にも共感できる教訓や思想
そしてクスっと笑える小話が詰まった
魅力溢れる1冊です。
〈 魅力は? 〉
徒然草は
” これだ ” というテーマは実はないのです。
ただ、吉田兼好が思ったままに
自分が思ったこと書き連ねた作品なのです。
強いて言えば
その項その項で独立した短編集のような作品といえます。
おかげで登場人物は
貴族に武士
更には博打打ちなど
老若男女や身分などの境なく
幅広い人物が出てきます。
これがまた活き活きと
描かれていて
吉田兼好の優れた観察眼が窺えます。
また、作者独自の持論や趣向なども
幅広く述べられており
項によっては一貫性がない主張などもされています。
そこがまた人間味を感じさせ
確かに思いつくままに書かれたのだろうと共感できます。
教科書ではお馴染みの「徒然草」ですが
実は大人になってからでも
面白さを味わえるかもしれません。
様々な人と出会い
経験をしたから
吉田兼好の主張したかったことが理解できるといった作品です。
” 徒然草 ” は、
吉田兼好が年を重ね
経験を積み
生きていく上で得た感性や
価値観などの持論を述べた
まさに随筆らしい随筆なのです。
〈 まとめ 〉
今回の記事はいかがでしたか?
いろいろな作品は
歳や経験を重ねると
また違った味わいができますよね!
今後も ビジネス や 転職 に有益な情報を発信していくので、
よろしくお願いします。