衣服ロスについて ~ もったいない② ~
みなさん こんにちは。
朱です。
本日は 衣服ロス のコラムです。
〈 衣服ロスって? 〉
衣服ロスとは
新品だったり
まだ使えたりするのに捨てられてしまう洋服のことを指します。
より多くの服を売るのを目的に
過剰に生産し在庫となってしまったり
業者同士の取引の過程で不要となったり
色々な事情で衣服ロスは生まれます。
こういった在庫は
値段を下げて売ってしまうと
ブランド価値の低下につながるので
多くの場合は
店頭に並ばずに焼却
または埋め立てによって処分されます。
とはいうものの
より多くの販売機会を作り売上げを上げているアパレル業界が
苦しい現状の中
過剰在庫の現状を変えることは難しいです。
問題は認識しているものの
業界規模の変革が起きないのが現状となっています。
また、単に衣服がゴミになってしまうだけでなく
衣服の生産過程で
環境にも多大な負荷が生まれていることも
大きな問題です。
衣服を生産過程で
原料のコットン栽培や染色などに
大量の水を使用しています。
世界的に水不足となる中で
いずれ半分が廃棄されてしまう衣類のために
大量の水を使い
さらに汚染を引き起こしているのが現状です。
〈 日本の現状について 〉
アパレル産業では 1 年間に約 10 億枚の洋服が捨てられており
現在、衣類ロス(廃棄処理)への対策が急務です。
どのくらいの衣類が焼却されているかは、
なんと国内企業だけで年間約 10 億着になるという
試算があります。
シーズンセールやアウトレットモールで販売しても
売れ残った商品は何十年も倉庫に眠っている
もしくは焼却処分をしているという話です。
またOEM製造業様のサンプル品やさまざまな理由で
メーカーに納品ができなかった未使用の衣類も
同様に廃棄が発生しています。
〈 解決策は? 〉
・自分好みにリメイク
” ちょっと流行遅れかも… ”
” 貰い物だけどダサくて着ない… ”
そんな服たちは自分好みにカスタマイズしてみましょう。
丈を短く
そして形を変え
ワッペンを付けるだけでも印象が
ガラリと変わって
着やすくなります。
最近は洋服をリメイクしてくれる
お店があるので
裁縫が苦手な人は頼んでみるのもありですね。
・生地にしてアイテム作り
自分で裁縫ができるのであれば
ハサミを入れて別のアイテムにしてみましょう。
例えば、着心地の良い Yシャツ をストールにしてみたり
ジーンズを化粧ポーチにしてみたりといった
1枚の生地にすることで
使い方の幅も広がります。
余った切れ端は雑巾や布巾としても使用できるので
お掃除にも役立ちますね。
・おさがりやフリマ出品
あなたがいらない服でも
必要としている人はどこかにいます。
そこで、 ” 譲る ” の手段としておさがりにしたり
メルカリなどのフリマに出品してみたり
どこかの団体に寄付したりという手段があります。
質の良い服ならおさがりでも喜ばれます
さらにフリマでも高く売れやすいです。
〈 まとめ 〉
今回の記事はいかがでしたか?
無駄をなくしていきましょう♬
今後も ビジネス や 転職 に有益な情報を発信していくので、
よろしくお願いします。