貞観政要について ~ いにしえより語り継がれる帝王学 ~
みなさん こんにちは。
朱です。
本日は 貞観政要 のコラムです。
中国古典の書物になります。
時代は唐
リーダーになりたい人は
読んでおく一冊です♪
〈 帝王学って? 〉
「帝王」とは、国王や貴族といった
特定の分野や社会で
非常に大きな権力や支配力をもつ人のことを指します。
たとえば、代々続く王家では
王の座を親から子へ引き継いでいくことが一般的です。
国王や貴族などの
親の地位や役割を引き継ぐことが決まっている子どもは
小さい頃からリーダーになるために特別な教育を受けます。
その教育の一つが ” 帝王学 ” となっています。
しかし、リーダーになるための学びといわれても
いったいどんなものなのか
イメージしにくいと思います。
いくら王家の子どもでも
リーダーになるのは簡単ではありません。
リーダーの座を引き継いだとしても
その人自身に魅力や強さがなければ
下に付く人たちは簡単には納得してついてきません。
そこで、子どもの頃からリーダーになることが
約束されているような人たちは
帝王学を学びます。
具体的には、大人数の団体をまとめる方法や
部下たちを説き伏せるためのトーク力
リーダーとして全体を見る冷静さといったものです。
さらに、リーダーとして認めてもらうには
その人自身が魅力ある人柄が必要があります。
そこで
幅広い学問の知識や日常におけるマナー・立ち振る舞い
さらには礼儀作法などを学んで
自分を磨いていくことも帝王学の一部となっています。
将来リーダーになる子どもは
生まれたばかりの時期から帝王学を学びました。
現在でも、企業の社長や政治家が
リーダーになるための心構えや
立ち振る舞いを身につけるために
帝王学を学びます。
〈 貞観政要って? 〉
唐の史官である呉兢が編成したとされる太宗の言行録となっています。
題名の「貞観」は太宗の在位の年号( 西暦 627 年 ~ 649 年 )で
「政要」は「政治の要諦」を表し
全十巻四十篇の書物です。
貞観というのは
非常に落ち着いた
安定したところで深い見識
達識で観るという意味を表しています。
これには、中宗の代に上呈したものと
玄宗の代にそれを改編したものと2種類が
あり4巻の内容が異なり
伝本には・元の戈直が欧陽脩や司馬光による評を付して
整理したものが明代に発刊されて広まった『 戈直本 』と
唐代に日本に伝わった『 旧本 』の二系があります。
〈 まとめ 〉
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次回は詳しい内容を
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今後も ビジネス や 転職 に有益な情報を発信していくので、
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