ギリシャ哲学について ~ 生き方に影響を及ぼす ~
みなさん こんにちは。
朱です。
本日は ギリシャ哲学 のコラムです。
哲学って何に役に立つかは不明ですが
最古にして最新の学問のようです。
とくに情勢が不安定な時に
活発化するようです♪
〈 ソクラテスって? 〉
紀元前 450 年前後に活躍した古代ギリシャの哲学者です。
多くの弟子を育てたギリシア哲学の第一人者として知られています。
ソクラテスの時代は人間の内面的な部分に通じる
本格的な議論が盛んになっていました。
(現在のアテネ)でした。
点在していましたが
その多くは労働力として奴隷を持っていました。
多くの市民が
日々の暮らしのための労働から解放され
・世界は何からできているのか?
・人はなぜ生きるのか?
といった議論をする時間的余裕が
あったものと予想されます。
また、多くの都市国家では
市民たちによる政治(直接民主制)が採用されており
弁がたてば政治に参加ができました。
色々な議論が展開される中
『 ソフィスト(知恵ある者) 』が誕生します。
お金を取って弁論術や自然科学といった学問を教える家庭教師のような存在です。
中には、学問としての中身は空っぽで
ただ詭弁に走るだけのソフィストもいたようです。
人々が議論を交わし弁論術を磨く中で
ソクラテスは「相手を論破する方法」について深く考えていきました。
いわゆる ” 無知の知 ” です。
人間が「世界のすべて」を知ることはできないので
「無知であることを知る」ほうが優れていると考えたのです。
〈 プラトンのイデア論とは? 〉
イデア論とはプラトンが最も重要視していた考え方となっています。
例えば、完全な三角形を書くとしましょう。
私たちが実際に書いた三角形を原子レベルにまで拡大すると
ギザギザな線になっています。
そもそも私たちは
生まれたときから完全な三角形など
見たことも聞いたこともありません。
しかし、私たちの頭の中には
完全な三角形が思い浮かべられます。
プラトンは私たちの頭の中に
完全な三角形というものを無意識に
知っていると考えました。
その頭の中に浮かぶ完全なものを ” イデア ” と名づけ
花や木、犬といった
すべてにイデア(完全な形)があると考えました。
そして、プラトンはこのイデアだけでできた世界があると思いつきます。
加えて物だけではなく「正義」や「美」といった抽象的なものにイデアがあり
なかでも「善」のイデアは最高のイデアであると結論づけました。
つまりイデア論とは
すべての物や概念に完全な形があり
イデア界という完全な世界があるということを指します。
〈 まとめ 〉
今回の記事はいかがでしたか?
哲学は奥が深いですね
実際今自分がやっていることも
本当に何のためにやっているか
問答するのもいいかもですね('ω')ノ
今後も ビジネス や 転職 に有益な情報を発信していくので、
よろしくお願いします。