アダム・スミスの国富論について ~ 古典経済学の最高峰 ~
みなさん こんにちは。
朱です。
本日は アダム・スミス のコラムです。
国富論を書いた人です
実際の内容はわからないので
調べてみました♪
〈 アダムスミスって誰? 〉
① 18世紀に活躍したイギリスの哲学者、経済学者、倫理学者です。
② 主著『 国富論 』は当時の人々に広く衝撃を与え
現代にも続く経済学の古典として扱われています。
③ 『国富論』以前に書いた『道徳感情論』は、彼が教授職を務めていた際の倫理学の授業が反映されています。
この本も成功を収め、アダム・スミスは貴族の家庭教師としての職にも就いていました
『国富論』により、「近代経済学の父」と呼ばれるようになったアダム・スミスですが
意外にも、彼が生涯で世に送り出した本は実はたったの 2 冊でした。
それでも、その 2 冊のなかに込められた彼の深い哲学は
当時の人々に広く衝撃を与え
現代でも参考になるほど普遍的かつ先進的なものです。
〈 国富論の内容は? 〉
現代の経済に多大な影響を与え
『国富論』を書いた人としても有名です。
この『国富論』については
いくつかの重要なポイントがありますが
非常にに有名なのは『 神の見えざる手 』と言われるものです。
これは『 市場経済において、各個人が自己の利益を追求すれば
結果として社会全体において適切な資源配分が達成される 』とする考えです。
つまり各個人が利益を追求することは
一見、社会に対しては何の利益ももたらさないように見えるけれども
あたかも『 神の手 』によって導かれるように
社会全体の利益となる望ましい状況が
達成されるという考えです。
これは「市場メカニズムを重視する」考え方で
現代の経済学の礎となりました。
「分業の重要性」と「重商主義批判」を展開しました。
・分業の重要性
分業により労働生産性が上昇し
経済全体が豊かになるという考えです。
例えば、パンを食べるために
分業せずに各個人が 1 人で小麦を作り
それを製粉し
パンを焼きあげるとなると
かなり大変となります。
それよりも小麦を作る人
製粉する人
パンを焼く人
各々の生産過程を分業すれば
効率よく作業できることになります。
ここで重要なのは
分業過程において
各人が社会的効率を考えて行動している訳ではない点です。
・「重商主義批判」では
それまでは「国の豊かさは貴金属の蓄積である」という
「重商主義」という考え方が主流でしたが
” 国世豊かさは労働生産によって得られる消費財の蓄積である ” と主張しました。
重商主義は
シンプルに言うと貯金主義ですから
お金や貴金属の蓄積のために
輸出(=輸出品代金として外国からお金が入る)を奨励
輸入(=輸入品代金として外国にお金を支払う)を規制します。
しかしアダム・スミスは
貴金属の蓄積より消費の拡大を重視しますから
外国からの消費財輸入を規制する考え方に反対しました。
また市場メカニズム重視の立場より
政府による外国貿易へのコミットにも反対しています。
政府の役割をできるだけ小さくすることを主張しました。
このような考え方を『 小さな政府論 』と呼びます。
〈 まとめ 〉
今回の記事はいかがでしたか?
小さい政府は市場がいい時にはいいですが
大きな政府がよさそうですね。
今後も ビジネス や 転職 に有益な情報を発信していくので、
よろしくお願いします。