商法について ~ 民法に書いていない商業のルールをまとめたもの ~
みなさん こんにちは。
朱です。
本日は 商法 のコラムです。
民法のもとに成り立つ
六法の一つです♬
〈 そもそも商法って 〉
商法・会社法は
民法の特別法のため
その理念や制度趣旨
目的に従って民法上の制度を
修正・補充しています。
つまり
商法・会社法の規定には
① 民法の各々の規定を変更・補充するもの
② 企業活動の規制のために民法上の一般制度を特殊化した制度を規定するもの
③ 民法には存在しない制度を規定するもの
以上の 3 種類があります。
〈 商法・会社法って? 〉
・商法
商人の商業行為といった
商事に関する基本的な法律を定めたものです。
ここで定義する商人は
『 自己の名をもって商行為をすることを業とする者 』とされており
個人・企業の両方に適用されることが記されています。
商法の対象は
個人と企業の両方が対象となっていますが
実際には個人事業者が
対象と考えるのが適切とされています。
・会社法
会社の設立・組織・管理について定めた法律です。
従来の日本には存在しなかった概念となっておりますが
平成 17 年の商法大改正により
商法と会社法に分割されて新しく施行された法律です。
イメージは
『 同じものとして扱われていた
商法・会社法から会社に関する法律が切り出されたもの 』が
分かりやすくなります。
商法・会社法が一緒ではわかりにくいので
また時代の変化に合わせた制度を設けるために
商法・会社法に分けられました。
会社法は全 8 編で構成されていて
1,000条近くまであります。
〈 まとめ 〉
今回の記事はいかがでしたか?
所属している会社がどういった経緯でできているか
わかりますね♪
今後も ビジネス や 転職 に有益な情報を発信していくので、
よろしくお願いします。